2017.07.1
#26「独立独歩」の意味
先ず「独」とは、単なる「ひとり」ということでなく、相対に対する絶対の境地を意味する。つまり、群衆に混ざって流されることなく、自己に徹することが、本来的な「独」である。
「独立」というものは何ら他に依存せず、自分自身が絶対的に立つということである。
「独歩」とは、群衆と一緒に歩くという意味ではない。自分が絶対的に自立自行するということである。人の厄介にはならない。自分自身が絶対つまり相対を絶することである。オンリーワンの自分を信じ、自主自立して歩くことが「独歩」である。
人は自己の絶対に徹して、はじめてあらゆる相対に応じることができる。
そういうことから、真の創業者、起業家は「独立独歩」の人と言える。