2017.07.7
#31 恩師の言葉②「一燈を頼め」
この度、小生が起業し法人化して事業を営む上において、学生時代からの恩師であり、人生の師である森俊博先生から頂戴した言葉をここで紹介したい。
一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。只一燈を頼め (人間学言志録)
(訳)一張の提燈(ちょうちん:今日でいえば懐中電燈)をもって行けば、暗い夜道も心配することはない。ただ一燈を頼りにすればよい。
ここでいう一燈というのはこの「己に在るもの」「良心の燈火」であり「真実の自己」である。世の中がいかに闇夜であろうとも、この自らの内に光り輝いている一燈を頼りとして進めば、決して迷うことはない。そして、その周囲に手のとどくかぎり、一燈一燈を点じて暗黒の世を明るくして行くことができる。
この言葉を念じて実行するならば、「どんな困難なことが起きても、常に前向きでいられる、判断や実行に迷った際の心の拠り所となり、目的と目標に向かって、気概を持って前進できる」と確信する。