2017.10.27
#55「我以外皆師」
人間誰しも、対人関係で悩み、行き詰まることはある。特に、苦手な人や嫌いなタイプとも仕事をしなくてはならない時などはそうである。そんな時に、参考にしたいのが「我以外皆師」という言葉である。この意味は、自分の憧れる人やロールモデル、先生だけを指すのではなく、反面教師となる人からも大いに学べるという意味である。つまり「ああなってはいけない」と教えてくれるのである。また、その時は、嫌で嫌いでも、長い目で見た時に、自分を鍛えてくれた、違う可能性を引き出してくれたと感謝の念を持てるのである。だから自分以外の人は、皆、先生と思って付き合うことが、結果的に自分を成長させてくれるのである。