2019.02.6
#109「度量と才能」
人は才能があっても度量がなければ、人を包容することはできない。反対に度量があっても才能がなければ、具体的な仕事ができない。才能と度量とを2つ備えることができないとしたらむしろ、才能よりも度量のある人物がよい(人間学言志録より)
才能と度量とを2つ兼ね備えることができないとしたら、いずれかをとるかというと、度量のある人をとるのがよいという。
特に人の長となる者にはこのほうがよい。なぜなら、度量のある人は、自分は仕事ができなくとも、人を包容して才能のある人を適材適所に任じ用いることができるからである。