2019.02.25
#110「確乎としてそれ抜くべからずは、潜龍なり」(易経)
「それ」とは志である。不遇な時期だからこそ、しっかりと志を抱き、どんなに苦しくても動かさない。えてして志というものは、挫折感を味わうとしぼんだり、失ったりしてしまう。また逆に、地位を得ると、変容・変質していくものである。
しかし、どんなに道が厳しくても、志を変えないことが原点で、すべては志から始まることを肝に銘じなくてはいけない。経営者は、経営道を忘れてはいけない。経営判断で、決めたことは、結果が出るまで貫かなくてはならない。