2019.07.22
#124「時を畏れる」
終日、勤勉に努力する。いかなる時も畏れ慎むことを忘れない。無駄に時間が過ぎるのを惜しみ、今、何をすべきか、その時々に徹し、集中して、今という時を活かしきることが大切である。過ぎてしまった時は2度と戻ってこない。一瞬たりとも無駄にしないために大切なのが、時を畏れるという姿勢である。
昨日までの過去を悔やんでも元に戻せない。明日以降のことを心配したり、未来を空想しても夢物語に終われば、時間の無駄である。今日一日に集中し、一所懸命に努力して、取り組むこと。その積み重ねが、実力になり、成果に繋がるのである。
つまり、一旦、志を立てたならば、思い悩む「過去」と妄想する「未来」には蓋をして「今に集中」して生きることが肝要である。