「地球と太陽の関係性」から考えて見たい。
物質や空間、時間も存在しない「無」から誕生した宇宙は、
今から138億年前にビックバンという大爆発によって現れた。
広大な宇宙の片隅に、現在の太陽系がある天の川銀河が誕生した。
大爆発は脈々と続き、46億年前の地球の誕生へとつながっていった。
地球は、太陽系の8つの惑星の1つであるが、水星、金星の次に太陽に近く、
液体の水が存在できる位置にある。
従って地球の位置が、太陽からいまよりも近くても遠くても人間が
誕生することは難しかったであろう。
地球は自転しながら太陽の周りを回っているが、地球の軸が太陽に対して
直角ではなく、少し傾いている。これも非常に重要なことで、
このことから地球の北半球や南半球に季節の変化が現れてくるのである。
日本列島はちょうど北半球の中央付近にあるため、この地球の回転と軸の傾きに
よって春・夏・秋・冬の四季が、はっきりと現れるのである。
24時間で地球が自転し、地球が太陽の 周りを回転する公転周期は、365日である。
太陽と地球が、引力で引っ張り合いながら自転して昼夜を繰り返している。
このように太陽系の中でもなぜ、地球だけに水があり酸素があり、生命が出来たのか?
それはバランスである。
太陽との距離、引力、大きさ、重さ、かたち、この神秘的なバランスが大事であり、
これすなわち、共生である。
地球は、毎日、自転し、太陽の周りを公転している。
普段、まったく意識していないことだが、われわれが生きているこの地球が、
一生懸命、努力し続けていることに、感謝しなくてはならない。