2017.06.2
#15 天地人三才(現実・実現・理想)
「理想」というものは、いかなるものも必ず「現実」の上に立つものである。
現実の上に立って、一歩一歩、理想というものを実現してゆくのである。
理想と現実に隔たりがあり、かけ離れてしまったり、矛盾が生じてしまうとそれは、単なる空想となり、そのひどいのが妄想である。理想が本当のものであればあるほど、現実の上にしっかりと立脚して進まなければならない。これを「実現」という。
現実・実現・理想―これを一貫したという意味で「王」という字ができている。
「王道」とはしっかりと現実に立脚して、現実に努力を積んで理想を実現していくということである。事業経営もこの王道でありたい。