2017.06.12
#21「生きがいのある生活を送るには」
昨今では、「ワークライフ・バランス」や「ライフキャリア」という類の言葉が多く、聞かれるが、端的に言えば、「生きがいのある生活」をいかに毎日、過ごすかに尽きる。
「大學」では、生きがいのある生活とは、「食うに困らぬ生活」であることは、当然ながら、「不安動揺のない、安定した生活」であり、「張りのある生活」と言われる。この「張りのある生活」とは、何かに強く引きつけられている状態、或は、自分を何者かが引っ張り寄せている状態を言う。これ即ち、人生の目的、理想、志に自ら引っ張られて、感激を持って歩み続けて、已まぬ姿である。寝ても覚めても使命感を持って仕事や生活が出来ることが分かったとき、張りのある人生が始まることを言う。そして、「今を精一杯、生きること」「生きていることに素直に感謝できること」これが充実した生きがいある生活と言える。