2017.06.30
#25「人の上に立つ者の最も慎むべきこと」
自分が間違っているということを人から指摘され、聞かされることを嫌がり、弁解したり、憤慨したりすることは、人の上に立つ経営者や組織のリーダーとして慎まなくてはならない。
そして、賢人(誠実で有能な人財)を見ても、それを挙げ用うることが出来ず、たとえ挙げ用いても、それを抜擢して、従来の人々の先に立てることが出来ないのは、上に立つ者の「怠慢」である。
同様にまた不善の者(不誠実で周囲に悪影響を与える人罪)を見つけても、それを退けることが出来ず、退けても遠ざけることが出来ないのは、上に立つ者の「過失」である。