2017.07.14
#35「君之於臣 利益はあとから」
目的に向かうために、リーダーは優れた部下を登用し、一緒に仕事をしながら利益を得る。
リーダーと部下が一体となって取り組む姿は、とてもいいやり方である。
利益を前提にして部下を集めると、部下は利益の分だけ働けばいいと思うようになって、本来の目的ではなく、ただ金のためだけの行動になってしまう。
お金で結びつく前に、目的を同じくする者と手を組みたいものだ。リーダーたるもの先ず目的を共有できる人達を集めて、その活動の中から必要な利益を生み出すように持って行きたい。それをやらないといつまでたっても目的は達成しないし、長続きもしないからである。