2017.07.22
#38「一隅を照らす」
「一隅を照らす」とは、今、置かれている場所や立場において、ベストを尽くすことを言う。
リーダーとして大事なことは、自分の持ち場において、虚心坦懐に、先ず「一隅を照らす」べく、誠心誠意尽くすことである。そして、それに加えて、自分自身が明かりになること。つまり、自らが発光体にならなければいけない。(*虚心坦懐とは、ありのままを素直に受け取りわだかまりのないこと)
月のように太陽の光を反射しているだけではやがて、暗くなる。人の意見を伝えて回るだけの人間ではだめで、自分自身が一灯になることが肝要である。
一灯照隅(いっとうしょうぐう)
一つの灯火を掲げて一隅を照らす誠心誠意の歩みは必ず共鳴者が現れ、いつか万灯となる。だからまず自分から始めなければならない。
(*関連記事 #31「一燈を頼め」)