2017.08.1
#42「正しい心とは、感情を安定させること」
心の内は感情となって外に現れる。たとえば、誠心誠意とは、嘘偽りのない、真の誠の心を気持ち、感情に表わしたものである。
心というものは捉えることができないが、それは「喜怒哀楽」という感情として外に表れてくるものである。そうした外に表れる「喜怒哀楽」といった感情を正常にする、つまり、喜ぶべきことを喜び、怒るべきときに怒り、悲しむべきときに悲しみ、楽しむべきときに楽しむということが大切である。それは心を誠にした証、心が正常であるということ。
感情は一瞬一瞬、違っていくのが当たり前で、怒りを3日も4日も溜めておくのは正常ではない。
怒るべきときに怒らない、楽しむべきものを楽しまないのは、これもまた正常ではない。