2018.01.8
#61「挨拶の意味と効用」
挨拶は、「心を開いて、相手にせまる」ことであり、挨拶の「挨」も「拶」も、直接の意味はぴったりとぶつかる、すれ合うということである。従って物を言うのに、相手の痛いところ、痒いところへぴったりと当たる、これが挨拶である。
挨拶をすることによって、人間関係が良好に保てる。正しい挨拶のしかたとしては、「あかるく」「いつでも」「さきに」「つづけて」がポイントある。特に「相手よりも先に自分から行うこと」と「相手に聞こえるように大きな声で」さらには「相手が気持ちよく受け取ってくれる」挨拶こそが、相手に対する礼節につながる。
職場で、家庭で、地域コミュニティーで、正しい挨拶を率先していきたい。
経営者、リーダー、父親、夫、息子として、相手から言ってくるのを待つのではなくて、自ら率先して、「おはようございます」「こんにちは」「お疲れ様です」を相手よりも先に率先して、言うことが大事である。仮に相手が、何も言わず、反応しなくても、止めずに続けるならば、必ず、相手も挨拶をするようになる。そして、それを百日も続けたならば、職場も家庭も会社も、そして社会も変わるであろう。