2018.09.22
#94「組織はトップ次第」
「その身正しければ、命ぜられども行われる。その身正しからざれば、令すと雖(いえ)ども従わず(論語)」
(訳)
「わが身が正しければ命令などしなくても実行される。わが身が正しくなければ如何に命令しようが実行されることがない」
人の上に立つ者がその立ち方に間違いがなければ、いちいち指示をしなくても部下たちが率先して事に当たってくれるものである。またその逆に、その立ち方に誤りがあれば如何に命じようとも部下たちが勝手に事を進めることなど決してない。
組織はすべからずトップで決まる。
企業統治には、法治だけでなく、徳治が必要。極論を言えば、徳治が本で法治は末である。
そのためにも経営者がまず己の身を慎み正すことが徳治の始まりである。
社長になってはいけない人
決断できない
人の話が聞けない
社員が信用できない
知らない人に会いたがらない
苦言は聞きたくない
計画的に物事が進められない
独りよがりで傲慢である
いつも苦虫を噛み潰した顔をしている
社内の会議は独壇場である
話し始めたら止めどなく話す
1日中社長室に閉じこもっている
事業の見直し、見極め、再構築をしない(直近の部下に任せているから)
社長としての当事者意識がない