2019.01.20
#105「人間の四耐(耐冷・耐苦・耐煩・耐閑)」
人生 冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随わず 以て事を成すべし 【清 曽國藩】
(訳)
人生は、ときに世間の冷たい仕打ちにも耐え、様々な苦学や煩わしさにも悠然と耐え、閑を得れば閑を利用して人生を掘り下げることができる。そういう人達であってこそ、はじめて大事を成すことができる。
大成する人とはどういう人か?
忙しい忙しいと口にして、煩わしい世話役活動を避けようとする―これでは人を寄ってこない。真に必要とされる人は、煩わしいことにも嫌な顔をせず、喜々としてこなしている人である。