2020.10.6
#145 「他者批判のいましめ(陽明学より)」
普段からささいなことで、感情を激して人を責めたてていないだろうか?
学ぶとは、我が身を反省することである
もし、わけもなく他人を責めたてるなら、他人のあらばかり目について、
自分のまちがいは見えていない
もしも我が身に反省することが出来ると、
はじめて自分にはたくさんの至らぬところがあることに気づくから
もはや他人を責めたてるゆとりなどない
他人の是非をあげつらうことをしてはいけない。
そして、意見を通そうとして、他人を論破しようとする行為そのものが、
私的感情と思って、克服する必要がある。