2023.06.19
#187 プラス思考など必要ない「これがよいのだ」
不平不満や泣き言を言う前に<これがよいのだ>と声に出して言って見る。
何度も口に出してみる。言葉を変えれば心も変わる。
あるがままの自分を受けとめ、そのままを肯定してこそ、他者も受容し肯定出来る。
苦難に対しても同様で、それがどんなに辛くて痛くても<これがよい>と受けとめることから、
次の道がひらけてくる。
<これがよい>とは、いわゆるプラス思考などというものではない。
苦難に直面したときにどうすればよいか。
先ずはその魔法の言葉を口に出してみる。
単純なプラス思考やポジティブ・シンキングや現実の苦難が容易に解決できるなら世話はない。
むしろプラス思考ができなくて悩んでいる人のほうが多いだろう。そこには無理があるからだ。
物事をなんでも「プラス」「マイナス」と二分しないことである。
苦難が起こるのは「より善くなる」ためである。
すなわちマイナスの意味など元々ないのだから、無理に考えをプラスにする必要もない。
ただあるがままに<これがよい>と喜んで受けとめるだけだ。
それは、プラス思考をはるかに越えた、現状突破のプラス思考に他ならない。
苦難はその人を助けるためにやってくる。