2018.07.4
#86「今、なぜ古典なのか?古典を味読することの意義」
本物の古典を味読することによって、価値判断の拠り所をリーダーとして身に付けることができる。
どんな時代、状況であっても正しく判断できる「ものさし」を身に付けることであり、ブレない自分を創ることにつながる。そして、人間として絶対的な「主体性」が確立できる。
古典を単に知識として覚えるのではなく、古典を味読しながら、自分の意見を持つ事が大切である。そしてその意見も自分の私利私欲や損得勘定でなく、大義や道理、道義を踏まえた意見であることが肝要である。
また昨今は、インターネットやウエブサイト上にあふれる情報の中から、フェイクではない情報つまり、何が正しい情報か、本質的な情報を見極める力や洞察力を身に付ける必要がある。そのためにも教養としての本物の古典を自分の置かれた状況に置きかえて、何度も反芻して、味わって読むことにより、リーダーとして正しい判断が磨かれるのである。